タトゥーは外科手術で確実に除去できます

外科手術

オシャレ感覚でタトゥーを入れる人が増えています。ファッションは個人の自由なので問題はありませんが、日本の社会ではタトゥーへの理解は高くないでしょう。
温泉やプールなどで、「タトゥー・刺青が入っている方はお断り」と書かれているのを見たことはありませんか。タトゥーを入れることで、偏見や差別を受けるケースがあり、日常生活に支障が出ることがありますので、これからタトゥーを入れようかと考えている方は良く検討してからにしましょう。そしてタトゥーを入れたものの就職活動に影響が出る、結婚や恋愛において弊害が起こるといった問題も起きています。そのためタトゥーを除去したいと思う方も少なくありません。
タトゥーを除去するにはレーザーで色素を破壊して薄くしていく治療が一般的ですが、きれいになるまでに何度も通うことになるので、時間と労力、そして除去費用がかなりかかります。それでもレーザー治療がおすすめですが、時間がどうしてもない場合には美容外科での切開手術によるタトゥー除去を候補に入れてください。

これは切開を行い、皮膚の下にあるタトゥーの色素を取り除く手術になります。切開して色素が入った皮膚ごと切除する方法や、やすりのような器具で皮を削る除去方法、皮膚移植してタトゥーを除去する方法があります。
どういう内容の術式を使用するかは、タトゥーの色、深さ、そして使用された色素の種類に合わせて医師が判断してくれます。場合によってはレーザー治療と切開手術を重ねた治療が提案されます。切開手術を行うことでタトゥーは確実に除去されます。
メリットは、タトゥーを入れた後悔や違和感から解放され、自己イメージの向上や外見の美容的な改善が期待されます。デメリットは、タトゥー除去手術に伴う傷跡が残る可能性があり、その傷跡が個人によって異なります。傷跡の完全な消失は保証されません。手術後、回復に時間がかかることがあり、通常は数週間から数か月かかります。
これは日常生活に影響を与える可能性が高いでしょう。タトゥー除去切開手術は、他の方法に比べて長期の治療になる場合が多く、多額の費用がかかります。

タトゥーを入れるのは悪いことではありませんが、取りたいと思うならば入れないほうが良いでしょう。入れるより取る方が何十倍もの労力と時間やお金がかかりますし、完全にきれいにとれるわけではありません。
取る場合は医師としっかり相談し、リスクを理解した上で計画を立てるようにしてください。